COLUMN コラム
ディルドアナニーとは?どんな感覚?初心者向けの始め方とディルドの選び方を解説
目次
ディルドアナニーとは、ディルドを肛門から挿入し、アナルの内側への刺激を楽しむオナニーです。
普通のオナニーと大きく違うのは、ペニスを直接刺激するのではなく、「中に入っている感覚」「肛門が広がる感覚」「内側から押される感覚」を味わえること。
男性の場合は、直腸の前側に位置する前立腺付近へ刺激が伝わり、ペニスを触るときとは違った快感を覚える人もいます。
ただ、ディルドを入れれば誰でも強烈に気持ちよくなるわけではありません。
実際には、
・入っている圧迫感そのものが気持ちいい
・奥へ当たったときに感覚が変わる
・ペニスへの刺激と組み合わせると気持ちいい
という人がいる一方、
・便が出そうな感覚が気になる
・押されているだけで性的な快感にならない
・前立腺を狙っているつもりでもよく分からない
という人もいます。
大きければ気持ちいいというものではなく、自分に合う太さ・角度・動かし方を探していくのがディルドアナニーのポイントです。
ディルドアナニーとは?アナルプラグや前立腺マッサージャーとの違い
「アナニー」は、アナルとオナニーを組み合わせた俗称です。
アナルへの刺激を楽しむ方法には、指やアナルプラグ、ディルド、前立腺マッサージャーなどがあります。
ディルドアナニーの特徴は、挿入したあとに自分で角度や動きを変えやすいことです。
アナルプラグは挿入した状態を保ちやすく、ディルドは動かして刺激を変えられる
アナルプラグは、挿入した状態を保ちやすい形をしています。
「何かが入っている」「肛門が広げられている」という感覚をじっくり味わいたい場合に向いています。
ディルドなら、
・浅い位置を小さく動かす
・角度を変える
・止めたまま圧迫感を味わう
・感覚が強い場所だけ繰り返し刺激する
といった調整ができます。
選ぶときは「どちらの方が強いか」ではなく、入れた状態を楽しみたいのか、自分で動かしながら気持ちいい場所を探したいのかで考えると違いが分かりやすくなります。
前立腺マッサージャーは前立腺付近へ当てやすい形の製品が多い
前立腺マッサージャーは、前立腺付近へ刺激を向けやすいようカーブした製品が多くあります。
ディルドにもカーブしたタイプはありますが、必ずしも前立腺刺激だけを目的にした玩具ではありません。
アナルへ挿入される感覚や、自分で動かしたときの違いまで楽しみたいならディルド。
前立腺付近を狙った刺激を試したいなら前立腺マッサージャー。
目的によって選ぶ玩具が変わります。
ディルドアナニーはどんな感じ?広がる感覚や内側からの圧を楽しむ人がいる
ディルドアナニーの気持ちよさは、前立腺だけで決まるものではありません。
肛門が広がる感覚、中に何かが入っている感覚、ディルドが内側へ当たる圧など、どこを気持ちいいと感じるかで印象が変わります。
肛門が広がる感覚や中が満たされるような圧を好む人もいる
ディルドを挿入すると、入口では肛門が広げられる感覚、内部では何かに押されている感覚があります。
この「入っている感覚」自体を好む人もいます。
止めたままで気持ちいいなら、動きの強さより圧迫感が好みに合っている可能性があります。
反対に、止めているだけではほとんど何も感じず、ディルドを動かしたときに初めて気持ちよさが出る人もいます。
お腹側へ圧がかかると前立腺付近への刺激を感じる人もいる
前立腺は膀胱の下、直腸の前側に位置しています。
アナルから前立腺付近を狙うなら、「できるだけ奥まで入れる」より、直腸のお腹側へどう圧がかかるかを見る方がポイントになります。
かなり深く入れても感覚が変わらない場合、さらに奥へ押すより、ディルドの向きやカーブを変えた方が違いを探しやすくなります。
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初めは快感より便意に似た感覚が気になることもある
初めてアナルへディルドを入れると、「気持ちいいというより便が出そう」と感じることがあります。
ネット上の体験談でも、最初の感覚を便意に近いと表現する人はいます。
前立腺への強い快感を期待していると、「自分はやり方を間違えているのでは?」と思いやすい部分です。
便意のような感覚があるからといって、そこで刺激を強くしたり、さらに深く入れたりする必要はありません。
まず止めた状態で圧迫感がどう変わるかを見て、慣れてきたら小さく動かす方が感覚を比べやすくなります。
初めて使うディルドは無理なく扱えるサイズ・滑らか・抜け止めありで選ぶ
初めてディルドを選ぶときは、「初心者なら直径○cm」と数字だけで決めるより、自分で無理なく扱えるかを見る方が現実的です。
特に確認したいのは、
・アナルへの使用を想定した形か
・根元に抜け止めがあるか
・表面に大きな凹凸がないか
・自分で向きを調整できるか
という部分です。
最初から太さや長さを求めるより、痛みなく扱えて刺激の違いを探せるディルドの方が向いています。
アナル用として抜け止めのあるディルドを選ぶ
アナル用に選ぶなら、根元が広がっているなど、奥へ入り込みにくい形のディルドを使います。
肛門には、挿入した物が奥へ入り込むのを確実に止める仕組みがありません。
細長い物を根元まで入れると、自分では取り出せなくなることがあります。
家庭用品などで代用せず、アナルへの使用を想定し、根元に十分な抜け止めがある玩具を選びます。
最初は太さより自分で動かせるかを見る
大きなディルドの方が「中を強く刺激できそう」と感じるかもしれません。
ただ、初めから太すぎる物を選ぶと、入口の圧迫感や痛みばかりが気になり、角度や動かし方による違いまで試しにくくなります。
最初は、
・無理なく挿入できる
・自分で抜き差しできる
・少し角度を変えられる
くらいの余裕がある方が、自分の好みを探しやすくなります。
前立腺付近を狙いたいならお腹側へ圧を向けやすい形を見る
前立腺付近への刺激に興味がある場合は、ディルドの長さだけではなくカーブも見ます。
お腹側へ圧を向けやすい形なら、真っすぐなタイプとは当たり方が変わります。
長いディルドを選んで深く入れることより、どちらへ圧を向けられるかの方が目的に合っています。
ディルドアナニー前の準備|ローション・排便・腸内洗浄はどこまで必要?
始める前に腸内を完全に洗わなければならないと思う人もいますが、腸内洗浄は毎回必須ではありません。
汚れが気になるなら、先に排便を済ませて肛門の外側を洗うところから考えます。
ただし、アナルを使う以上、汚れが付く可能性を完全になくせるわけではありません。
ディルドを挿入するときに欠かせないのはローションです。
肛門や直腸は、挿入に十分な潤滑を自然に作る場所ではないため、摩擦を減らす潤滑剤を使います。
ローションは挿入するときだけでなく、滑りが悪くなったら途中でも足す
ローションは入口だけではなく、ディルド側にも使います。
動かしている途中で、
・引っかかる
・擦れる
・入口がヒリつく
と感じたら、そのまま動かし続けず、いったん止めてローションを足します。
水性タイプは多くのセックストイと組み合わせやすい一方、シリコン製玩具とシリコン系潤滑剤は相性が悪い場合があります。
使用するディルドとローション、それぞれの説明を確認して組み合わせます。
汚れが気になるなら先に排便を済ませて外側を洗う
アナルを使う以上、ディルドに多少の汚れが付くことはあります。
気になる場合は先にトイレを済ませ、シャワーなどで肛門の外側を洗っておきます。
下へタオルを敷いておけば、少し汚れた場合にも片付けやすくなります。
アナニー自体より準備や片付けが面倒に感じる人もいるため、最初から毎回大がかりな洗浄を前提にする必要はありません。
腸内洗浄は毎回しなければならないものではない
腸内洗浄は、汚れへの不安を減らしたい人が選ぶ方法の一つです。
ディルドアナニーをする条件ではありません。
何度も直腸内へ水を入れたり、刺激の強い液体を使ったりすると、粘膜を刺激することがあります。
毎回の浣腸や内部洗浄を前提にせず、必要だと感じる場合だけ方法を確認して行います。
初めてディルドを入れるときは入口から少しずつ感覚を確かめる
最初から奥まで入れることを目標にすると、気持ちよさを探す前に「どこまで入ったか」ばかり気になってしまいます。
まずは入口でどんな圧を感じるのかを確かめます。
いきなり全部入れず、入口への刺激から試す
ローションを使い、まず入口へディルドを当てたときの感覚を見ます。
力が入った状態で押し込むと入りにくく、痛みも出やすくなります。
挿入できた長さを増やすことより、痛みなく扱えるところまでを基準にします。
入った直後は大きく動かさず、圧迫感がどう変わるかを見る
ディルドが入った直後は圧迫感が強く出ることがあります。
すぐに大きく動かさず、一度止めてみると、
「ただ苦しい」
「入っている感じが意外と好き」
「止めているだけでは何も感じない」
といった違いを判断しやすくなります。
入口の圧迫感が和らいできたら、少しずつ動かしてみます。
慣れたら角度・浅さ・リズムを変えて比べる
同じ場所を速く刺激し続けるより、
・少し角度を変える
・浅い位置と少し奥で比べる
・止めた状態と動かした状態を比べる
とした方が、自分が反応する刺激を探しやすくなります。
ディルドアナニーでは、「奥まで入ったか」より、どこへ当たったときに感覚が変わるかを見る方が重要です。
ディルドを入れても気持ちよくないときはサイズより刺激の違いを見る
ディルドを入れたのに思ったほど気持ちよくない場合、すぐ太い物や長い物へ変える必要はありません。
まずは今のディルドで、当たる場所や動かし方によって感覚が変わるかを見ます。
便意しか気にならないなら刺激を強める前に一度止める
「便が出そうな感覚しかない」ときは、速く動かしたり奥へ押したりする前に止めます。
圧迫感が落ち着いてきたら、小さく動かして違いを見ます。
それでも性的な快感をほとんど感じない場合、「サイズが小さいから」と決めつける必要はありません。
アナルへの刺激そのものがあまり好みに合わない人もいます。
気持ちよさが弱いなら太さより当たる向きと動かし方を変える
同じディルドでも、当たる方向やリズムを変えると感覚が変わることがあります。
入口の広がる感覚が欲しいのか。
中から押される感覚が欲しいのか。
前立腺付近への刺激を試したいのか。
欲しい刺激が違えば、選ぶ形や動かし方も変わります。
アナルだけでイくことを成功条件にしなくてもいい
ディルドを入れながら、いつものようにペニスを刺激する方法もあります。
アナルへの刺激だけではよく分からなくても、ペニスへの刺激と重なったときに普段との違いを感じる人もいます。
「ペニスを触らずにイケなければアナニーではない」と考える必要はありません。
まずはアナルへの刺激を加えたとき、自分のオナニーがどう変わるのかを見る方が分かりやすくなります。
刺激を変えても強く感じないなら、それ自体が自分の判断材料になる
前立腺刺激によるオーガズムを経験した男性の報告はありますが、前立腺を刺激すれば誰でも強い快感を得られると確認されているわけではありません。
角度や動かし方を変えても強い快感にならないなら、やり方を完全に間違えているとは限りません。
アナルへの圧迫感は好きでも、前立腺付近への刺激にはそれほど反応しない。
逆に、入口への刺激よりお腹側への圧が好き。
そうした違いも、自分に合う遊び方を決める材料になります。
ディルドアナニーでメスイキやドライオーガズムはできる?
ディルドアナニーを調べていると、「メスイキ」「前立腺オーガズム」「ドライオーガズム」という言葉も出てきます。
この3つは完全に同じ意味ではありません。
「メスイキ」は医学用語ではなく、男性が普段の射精とは違う強い絶頂などを経験したときに使われる俗称です。
前立腺への刺激からオーガズムを経験した男性の報告はあります。
一方、医学上のドライオーガズムは、オーガズムを感じても精液が出ない、またはごく少ない状態を指す言葉です。
「前立腺を刺激したら誰でもドライオーガズムやメスイキができる」という関係ではありません。
前立腺への刺激からオーガズムを経験した男性の報告はある
前立腺刺激によるオーガズムを扱った医学レビューでは、通常のペニス刺激とは異なるオーガズムを経験したケースが紹介されています。
ただし、その仕組みを詳しく説明できるほど医学研究がそろっているわけではありません。
経験した男性の報告はあるものの、誰にでも同じ現象が起こるとまでは確認されていない、というのが現在分かっている範囲です。
オーガズムと射精は同じ現象ではない
男性ではオーガズムと射精が近いタイミングで起こるため、「イク=精液が出る」と感じやすいものです。
ただ、オーガズムと射精は同じ現象ではありません。
オーガズムがあっても精液が出ないケースはあります。
だからといって、「精液が出なかった=前立腺オーガズムに成功した」と判断できるわけでもありません。
「何回続ければメスイキできる」という決まった目安はない
ネット上では「開発すれば誰でもメスイキできる」「○週間続ければ分かる」といった説明も見かけます。
しかし、医学的に「この回数ならできる」と確認された基準はありません。
ディルドアナニーをするなら、メスイキできるかだけを成功基準にするより、
・入っている圧が好きか
・動かしたときに快感が変わるか
・前立腺付近への刺激が自分に合うか
を見る方が、自分に向いている遊びか判断しやすくなります。
痛みやディルドが抜けなくなるトラブルを避けるために気をつけたいこと
アナル用の抜け止めがある物を使うこと、十分にローションを使うこと、痛みを我慢して押し込まないことは押さえておきたいポイントです。
痛みを我慢して押し込まない
入口がまだ慣れていない状態で押し込む。
ローションが乾いているのに動かし続ける。
強く当たって痛い場所をさらに刺激する。
こうした使い方は避けます。
広げられる圧迫感と、鋭い痛みは分けて考えます。
「初めてだから痛いのが普通」と決めつけて続ける必要はありません。
抜け止めのない物や家庭用品を代わりに入れない
アナルでは、細長い物が奥へ入り込み、自分で取り出せなくなることがあります。
身近な物で代用せず、アナル用として使える抜け止め付きの玩具を選びます。
使い終わったディルドは素材に合った方法で洗って乾かす
使用後は製品の説明に従って洗い、十分に乾燥させてから保管します。
素材や防水性は製品ごとに違うため、すべて同じ方法で熱湯消毒できるわけではありません。
強い痛みや出血が続く、ディルドを取り出せない場合は無理に続けない
強い痛みや出血が続く場合は、そのまま使用を続けません。
ディルドが奥へ入り自分で取り出せなくなった場合も、別の物を入れて引っ掛けるなど、見えない状態で無理に取り出そうとすると状況を悪化させる可能性があります。
自力で取り出せない物が残った場合や、強い痛み・出血が続く場合は医療機関を受診してください。
まとめ|初めてなら大きさより「無理なく動かして違いを探せるか」で選ぶ
ディルドアナニーを初めて試すなら、
・抜け止めのあるアナル用ディルドを選ぶ
・十分にローションを使う
・最初から深く入れず、入口から慣らす
・便意しか感じないからと太くしたり奥へ押したりしない
・メスイキできるかだけを成功基準にしない
このあたりを押さえると、自分に合う刺激を探しやすくなります。
ディルドを入れたときに見るのは、「何cm入ったか」ではありません。
止めたときと動かしたとき、浅い位置と少し奥、角度を変えたときで、自分の感覚がどう変わるかを比べること。
そこから「入っている圧が好き」「前立腺付近への刺激が好き」「アナル刺激はあまり好みではない」と、自分なりの答えを見つけられます。
